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無駄な神経消耗

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神経系統というものは、


人間のいのちを活かす生活機能の中で


一番大切なもの、



いいかえれば神経系統の生活機能のおかげで、


われわれの生命はこうして


活きながらえているのであるが、



やたら気どったり、ぶったりしている人は、


もちろん自分では結果にそういう良くない


事実が生じてくることに気づかないで、



否、気づかないというよりも


無知であるがために、



考えることなしにといってよいほど無頓着で、


やたらと価値のない無駄な神経消耗を


ことさらに行っているのである。



中村天風



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▼「ぶる事」、「気どる事」をやめる


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(以下、機関誌「志るべ」に掲載された


「新箴言註釈18」現代語表記版より


引用抜粋)


※『真理のひびき』箴言18に該当。



ぶるとか、気どるとかいうのは、


簡単に言えば、


ニセ物を本物に見せようとするのと同様で、



言い換えると虚勢を張っていることなので、


それには相当無理な努力から生ずる


精神消耗を伴うのが必然である。



これはまさに、いわゆる「執着拘泥」


(捉われて融通がきかないこと)の


当然の行きつく結果である。



そして結局は、生きる「いのち」に


大きい損害を与えるだけである。



天風哲学が、


常に心の態度を積極的に堅持せよと説き、



更に絶対積極の態度とは、


一切に対して不即不離、


すなわち、つかず離れずちょうどよい関係を


保つことであると言い、



これをこそ「虚心平気」の絶対境地と


いうのであると教えているのも、



要は、「無礙(むげ)にして自在なり」という、


真に余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)たる


心をもった真人としての人生に生きる人を


多くしたいがためで、



また真の人生幸福というものは、


そうした人に与えられるものであるという、


厳しい宇宙真理を疎かにしないように


するためである。




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■ 4月の天風箴言


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人生に活きる際 気どったりぶったりせぬ様


心かけると 


ドレダケ心に余裕が出来るか分らない

 
 
 

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