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人あっての自分

11 分前
読了時間: 2分

10/9 


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もしも、いささかたりとも、


報償を本位とするというがごとき、


凡俗同様の卑しむべき心持ちが発生したなら、



そのときは


「箱根山 駕籠(かご)に乗る人担ぐ(かつ)人 


そのまた草鞋(わらじ)を作る人」という


古諺(こげん)を思い出すがよい。



さすれば、この世の中に活きるのは、


いかに偉くなっても、


自分一人で生きられるべきものではなく、



人あっての自分、


自分あっての人ということが、


即座に直感され、



その直感が良心に感応すれば、


報償を超越した責務感となり、



さらに当然の帰結で、


その責務感がまごころとなって発露する。



中村天風



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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『叡智のひびき』箴言2です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『叡智のひびき』





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▼何事をなすにも報償を超越してなすべし


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(以下、機関誌『志るべ』に掲載された


「箴言註釈2」現代語表記版から引用抜粋)


※『叡智のひびき』箴言2に該当。



「まごころ」で行われる行為には


絶対の「強さ」というものがある。



絶対の強さがあるというのは、


そもそもいかなる理由があるのかというと、



「まごころ」という「心」の中には、


期待というものがないから、


当然失望というものがないからである。



失望は、


ある期待が裏切られたときに発生する


相対的な心理である。



従って、報償を行為の対象とすると、


当然その報償への「期待」というものが


付いてくるため、



その報償が期待通り得られれば


何ら失望は生じないが、


そうでないと失望してしまうことになる。



すると気づかぬうちに、


その行為にムラが出て来る。



すると当然その強さというものが、


ややもすると失われがちになるのである。



すなわち、これが


「何事をなすにも報償を超越してなすべし」


と、力説する理由なのである。



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【書籍ページはこちら】


▼『叡智のひびき』





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■ 10月の天風箴言


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真人たらんには その生活を考慮するに先ち


生存を確保することを 第一に認識するべし



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 


 
 
 

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