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象よりも哀れじゃないか

  • 執筆者の写真: bonaondo
    bonaondo
  • 2025年10月22日
  • 読了時間: 3分

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■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



10/22 象よりも哀れじゃないか


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インドに行きたての時、


おまえは象よりも哀れな人間だと言われた。



象も、あんなでかい、千五百貫もありながら、


七つか八つの子供に尻ひっぱたかれながら、



子供が引っ張って歩かない限り、


一人では歩けないじゃないか、


おまえは、あれよりもさらに哀れだと。



象は自分一人の力で歩けない


臆病者であるだけの哀れさであるが、



おまえのはその上に


自分の理屈で自分が迷っている。


より一層哀れだと。



それもこれも、


おまえは自分というものの


本当の正体を正しく見極めていないからだと。



中村天風



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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は中村天風講演録です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』





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▼自分の本当の正体を知る


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(以下、機関誌『志るべ』に掲載された


『研心抄』現代語表記版第1章より引用抜粋)



「我」とは何であろう?



もちろん、相対的に考えれば、


「我」とは人間であるとか、


あるいは「我」とは万物の霊長であるとか、


誰でも即座に答えられることと思う。



しかし、ただ単に「我」は人間であるとか、


あるいは万物の霊長であると


考えられただけで、



人生がどんな場合でも、


すなわち病が生じようと、非運に陥ろうと、



少しもうろたえず、また悲観もせず、


いわゆる安心立命という境地を


得られるのなら、



人生くらい簡単なものはない


ということになる。



が、なかなかそうはいかないのが人生である。



そんな簡単な解釈で


人生というものはやすやすとは


解決できないものだからである。



今日のような混沌とした


複雑な時代に活きるには、



到底そんな単純な解釈では、


この逆巻く人生の荒波に、


安全な航海は望んでも万に一つも


得られることはない。



「我とは何か」ということが、


正しく理解されたとき、


初めてその正しい理解が、


ゆるぎない人生観を確立し、



その確立された人生観が、


一切を自ら導く力となって、


自己を完全に統御することが


できるようになるのである。



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【書籍ページはこちら】


▼『研心抄』





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■ 10月の天風箴言


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完全な人生に活きんと欲する者は何を措いても


現在の瞬間を価値高く活きることを心かくるべし



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




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