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本心良心にもとらない言動

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本心良心にもとった言葉や行いというものは、


それ自体すでに消極的なんです。


積極的じゃないんであります。



というのは、本心良心にもとると、


やましい観念のために


心の力は常に萎縮してしまう。



本心良心の発動した場合における


言葉や行いというものには、



一点のやましいことがないから、


どんな場合でも恐れることはない


という意味です。



ですから、一言ものを言うときでも、


ちょいとした手足を動かす場合でも、


本心良心にもとらないように


しなければなりません。



中村天風




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▼本心良心とは?


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(以下、杉山彦一著『いのちを活きる』


第6章より引用抜粋)



「人種や階級を超えて、


人の心の中で最高に進化した、


純粋な心が本心である。



本心が正義の基準である。


本心に準拠した行動が正義の行動である。



本心が、道徳的心情として表現されたものが、


良心である。本心、良心は、誰にでもある」


と哲人はいわれた。



すかさず私は、


「泥棒にはないでしょう」と生意気にも、


一本打ちこんだつもりで申し上げた。



「あるから、夜来るんだ」と哲人は、


ピシャリと打ち返された。



厳しいお顔だったが、


瞬間にこやかになられた。



泥棒も、頬かむりをして、


夜しのんでくるところを見ると、


自分でもよいことをしているとは


思っていないのだ。



昼間の泥棒も、


人目をはばかっていることは確かである。



人間に、本心や良心が無かったなら、


白昼堂々とトラックで


他人の物を運び去ることであろう。




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■ 8月の天風箴言


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人生は儘ならぬ世界と正念すれば


不自由や不満というものを


少しも苦悶で感じなくなる


 
 
 

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