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善(よ)いことは模倣せよ

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古(いにしえ)の聖賢の格言にも、


「良師は以ってすべからく宝と為すべし。


良友は以ってすべからく


鑑(かがみ)と為すべし」とある。


自己を完全に啓発し、


自己を真実に向上させて人の世のために


真に役立つという真人となろうためには、


ひたすらこうした心がけで


何でも善いことを模倣することに


専念すべきである。


そして悪いことは、


特に人の迷惑になるようなことは


嘘でもまねをしないことである。


中村天風


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▼勝れた人の言行をひたむきに模倣すべし


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(以下、『哲人哲語』「践行と模倣」より


引用抜粋)


印度哲学に、こういう意味の哲訓がある。


「真悟の境涯は、


覚者の心境に追随するにしかず」と。


追随とは模倣という言葉の同異弁である。


つまり、ほんとうに悟りを開きたいなら、


もう立派に悟った人のまねをするのだ、


という意味である。


もっとも、修道以外のことだと、


何人といえども、


未知のことを習得するに際しては、


気づくと気づかざるとを問わず、


大なり小なり追随模倣を行っているのである。


そしてその模倣が極度に達入するに従って、


次第に熟達ということになるのである。


修道またしかり。


理窟ぬきて、まず勝れた人の言行を


ひたむきに模倣すべしである。




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■ 5月の天風箴言


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何人も 成功を希望して居りながら


案外否らざるものの多いのは 其心に


積極性のものが 欠けて居るからである


 
 
 

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