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人間の心の大きさ

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真剣に気づかねばならないことは、


人間の心の大きさである。



月を見て佇(たたず)めば、


心は見つめられている月よりも、


さらに大きいということを


考えられはしないか。



星を見て考えている心の中は、


大きなものを相手に考えているんだから、


それだけで、星以上に大きなものではないか。



星を見てその星よりもさらに洪大な様子を


心は想像できる、という


簡単なことを考えただけでも、



いかに人の心が一切をしのいで広大であるか、


ということがわかってくるはずだ。



中村天風



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▼心を研ぐ


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(中村天風講演録より引用抜粋)



人生を幸福に生かす基礎的条件は、ただ一つ、


心を常に研ぎ上げて、


本心を煥発するようにすりゃいいんだ。



雑念、妄念が取れてしまえさえすりゃ、


研ぎ上げられたことになる。



刀のサビが取れたときに、


初めて立派に研いだ状態と同じ結果が来るね。



月だって、


雲がなきゃ煌々と光ってるんだけど、



雲があるからおぼろになったり、


あるいは光がなくなったりするので、


払いのけなきゃ駄目なんだ。



その払いのけるのが、心を研ぐということ。



それが広き人生における


人生の改造になるんだ。



それがまた結局においては、


人間そのものを作り替えるということに


なるわけだね。



人間の作り替えが自分自身にできれば、


やがてそれが人間の生活を


外面へ反映していく。



自分ばかりじゃない。



自然とそのよき状態が


ほかの人の人生環境にもよいものを


作ってあげるという結果がくる。




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■ 8月の天風箴言


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人生は儘ならぬ世界と正念すれば


不自由や不満というものを


少しも苦悶で感じなくなる

 
 
 

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