不要残留心
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瑜伽(ヨーガ)哲学の教義の中にも
こういうのがある、
「人の心の中には、
檻の中に入れられた猛獣がいる。
そしてその檻の手入れを怠ると、
しばしばその猛獣が檻を脱け出してきて
心の花園を荒らしまわる」と。
この言葉は要するに
本能心意の中に人間を苦しめるような、
しかも断然人生に活きるのに
必要としない心意が存在しているから、
その心意のみだりに発動せぬよう
常に注意深くそれを自分から
監督せざるべからずということを
戒めたものといえる。
中村天風
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▼現代人には不要残留本能意識という
不要な意識がある
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(以下、『心を磨く』第5章から引用抜粋)
動物心から発生せしめられる
動物心意識の中には、
過去の人間の生存上には
非常に必要なものであったけれど、
現在の人間の生存に対してさして必要でない、
いや、必要でないというより、
むしろあっちゃいけないような、
価値のない欲念や情念が、
そういうものが
人によって一様ではないけれども、
かなりたくさん、お互いの潜在意識の中に
残留しているのであります。
私なんか、残留がうんとあったために、
どれだけこれはもう、
悶えなくていいことを悶え、
悩まなくていいことを
悩んだかわからないって、過去に経験がある。
この残留心を、学問的な言葉にすると、
不要残留本能心意識と、こう言うんだ。
これがおっかないんだよ。
結局要するに、心身統一法を組織する、
一番先決問題として、
心の問題を、何よりも第一に取り上げたのは、
これあるがためなんだ。
かりそめにも、
心に対する正しい理解を持って、
人生に生きようと思うものは、
このことに深く注意する以上の自覚を、
正しく知って、
この不要残留本能心意識というものを、
正しく整理しなきゃいけない。
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■ 9月の天風箴言
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日常生活を行う際
能う限り「善」なることを行おうと心かけるのは
人生の最も尊といことである


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