清濁併せ呑む寛容さ2/18 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ たとえ自分自身の心が 積極心になりえたとしても、 自己の心の状態を基準にして、 他人の心を推(お)し量ることがあっては 絶対にいけない。 よりわかりやすく言うと、 自分に対しては 常に厳しくあらねばならないが、 これを他人に押しつけてはいけないのである。 すなわち他人に対しては、 清濁併せ呑むという寛容さを持つことである。 もしもこれを失う
心は用具である2/17 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心というものの実際の消息は、 あくまでも人生を完全に 生存生活させていくための用具であるから、 絶対にこれに使われてはならない。 だからこそ、何はともあれ常に、 人生に対する精神態度を 徹底的に積極的にして、 いかなる場合にもその精神態度が 絶対的積極化という、 尊厳なる状態に到達するよう 心してその践行に努力すべきである。 中村天風 ━━
独りぎめ2/16 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一番適切な処置は、何らの、 後ろめたさ=少しの気のとがめをも 心が感じないものを言行とするのが、 最も優れた要訣(ようけつ)なので、 少しでも自分の言行を 弁護したり理由づけることによって 釈然たらんとするのは、 蓋(けだ)し、それはとりもなおさず、 理性の判断を 直ちに本心的なもの良心的なものだと 独自的に断定強調しようとする 極めて価値
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