喜びの厳格な規格8/23 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私の言う喜びは、 そこに厳格な一つの規格があるのです。 その規格というのは難しくも何ともないの。 すべてのいかなる種類の享楽にせよ、 それが絶対に他の人の幸福を 妨げるものであってはいけないのであります。 でないと、その享楽が悪になります。 さらに、人を喜ばせて、自分がまた、 その人とともに喜ぶということが いちばん尊いことなんだ。 中村天
同情が礼儀ではない8/22 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 病気を心配している者、 あるいは運命に泣いている者、 恋に悩んでいる者がいると、 そこに行って、 理由のない相槌(あいづち)を 打つことによって、 何か人間としての、 お互いの交わりに対する義務のようなものを 感じる人がある。 同情することが礼儀だと思っている人がいる。 しかし、それはまったく毒汁を 浴びせかけていることと同じなんですよ。
本能心の統御 8/21 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 真に恵まれた人生に活きるためには、 まず、肉体本位にのみ、 わがままを振る舞いがちな本能心を 完全に統御することである。 本能心さえ完全に統御ができれば、 その他の理性心や霊性心の統御は 比較的安易であるといってよい。 しかも、本能心を正確に統御し得るものは、 意志の力以外には絶対にない。 人生を幸福にするのも、また不幸にするのも、 詮じ詰め
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