理想的な人間生活6/9 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私はあえて断言する。 人がなんと言おうと、 この世の人々のすべてが、 旧来のとらわれた、 しかつめらしい道徳観や倫理観から離れて、 人間の生物的本能である感覚的享楽を、 他の人の幸福を妨げない範囲で喜び、 楽しめるように心がけるならば、 そこに期せずして、人々の生きがいある、 楽しい、のどかな、理想的な、 本当の人間の生活ができると、 こう確
不運から心を離す6/8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 病なり運命から心が離れたときは、 病があっても、その人は病人じゃない。 運命が悪くても、 その人は運命の悪い人じゃない。 ようく寝てる人間は何も知らない。 何も知らない人間に病があるか。 目がさめて、 ああ、病がある、と思うんじゃないか。 運命がよくっても、いいか、 運命が悪いときのことを考えてりゃ、 その人は運命が悪いのと同じだ。 そのくら
自分本位の考え方6/7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自分自身を本位として、 自分の家族や、 自分の利害関係のある周囲だけの 幸福や利益を重点として、 それで金をつくってみたり、 地位をつくってみたり、 名誉をあげてみたり、 あるいは自分の事業の成功というものに キュウキュウとして、 それで万事オーケー、 それが人生のすべてのすべてだ というふうに考えている人が、 とくに現代の物質文化の時代には
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