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因縁

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このたくさんの数多い人の中から


知り合いになったということは、


とうてい人智では究明することのできない、


因縁という不可思議な


幽玄微妙の作用のいたすところである。



しかるにこの因縁という


不可思議な作用によって結ばれて、


知り合う仲となったものを、



己の気に食わぬとか、


あるいは心に合致しないとか、


彼にはこういう欠点があるとか、


または与(くみ)しがたき習癖があるとか


等々の理由をつけて批判排斥して、



せっかく結ばれた因縁を無にするというのは、


天意を冒とくする者というべきである。



中村天風




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▼嫌いな相手には、


つとめて親切にしてごらん


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(以下、『君に成功を贈る』


「幸福な人生をつくる」より引用抜粋)



自分自身があまり好き嫌いがはなはだしいと、


自分もまた、


やはり他人から好き嫌いに扱われます。



アメリカの思想家のエマーソンは、


「他人に疎(うと)んぜられるまえに、


他人を疎んずるな」と言ってますね。



他人に嫌われるまえに自分が他人を嫌うな


という意味です。



だからどんな場合があっても、


他人を嫌いになる人間になってはダメだぜ。



人、人のなかで生きている


お互いなんだから...。



人間同士の間で生きている以上、


いつもそこに互いに解け合っていける


温かい気分がなくてはダメなんですよ。



だから、好き嫌いのはなはだしい人は、


「常に嫌いだと思う相手には、


つとめて親切にし、


やさしくするような気持ちに自分を仕向ける」


と心を切り替えることです。



最初のうちは、向こうのほうで


こっちを相手にしないかもしれない。



向こうが相手にしなくたって、


それだけでやめてしまっては


いけないんですよ。



途中でやめず、


幾度かしくじりをくり返していても、


努力すること。



そうしていれば必ずうまくいくんですから。




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■ 7月の天風箴言


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どんな場合にも慌てない人となるには


平素の言動を 出来るだけ落ちついて行う様


心かけるべきである

 
 
 

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