top of page

親はありがたい   

2/8     


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



なかには親のことを悪く言うやつがある。


「親も親だけども、頭が古かったなあ」


なんて。



あたりまえじゃないか、そりゃ。


時代が先に生まれてんだもの。



親が自分より後から生まれてくりゃ、


自分より頭が新しいかもしれない


けどもねえ。



そんな批評はすべきでないですよ。



とにかく、おやじの頭、古かったなあ、と


思えるような頭に産んでくれた親は


ありがたいじゃないか。



中村天風



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 


▼天風の母親への感謝


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



(以下、『盛大な人生』第6章より引用抜粋)



私はね、インドの山の中で、


朝から日暮れまで


雑念、妄念をとるための坐禅をくんだんだ。



そして日本に帰ってきてから考えた。



万物の霊長たる人間の心をきれいにするのに、


坐禅をくまなきゃ雑念、妄念がとれないって、


そんなばかな話があるかい。



雑念、妄念をとって、純真な心に返るのに、


何もそんな難しいことをする必要は


ないだろう。



そういう気持ちをフーッと感じたときに、


自分ながらね、



よくまあ


こんなことを感じられる頭を持った人間に、


私を産んでくれた母親っていうのは、


ほんとうにありがたい人だと思った。



それでね、母親のところへ行って、


両手ついて、


しみじみと言ったことがあるんですよ。



「おっかさん、こんなことを私、


考えついたんだが、



こんなありがたい気持ちに


この頭がなれるというのは、


おっかさんが産んでくれたおかげだ。


どうもありがとう存じます」



□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■ 2月の天風箴言


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



時は金なりという諺があるが 真実に於て 


時は 金よりも遥かに貴重な尊とさがある


 
 
 

最新記事

すべて表示
考え方が人生を分かつ

2/9  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 心が、積極か、あるいは消極かで、 人生に対する考え方がぜんぜん 両極端に相違してきてしまう。 心が積極的であれば、 人生はどんな場合も明朗、颯爽溌剌、 勢いの満ちみちたものになりますけれども、 反対に消極的だと、 人生のすべてがずっと勢いを なくしてしまいます。 人生を考える自分の心が消極的だと、 すべてが哀れ惨憺(さんたん)、光のない、 惨

 
 
 
天風式クンバハカ法

2/7  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 腹が立つこと、心配なこと、恐ろしいこと、 何かにつけて感情、感覚の 刺激衝動を心に感じたら、 すぐ肛門を締めちまう。 そして、おなかに力を込めると同時に、 肩を落としちまうんだ。 この三か所がそうした状態にされたときに 初めて感情や感覚の刺激衝動が、 心には感じても 神経系統に影響を与えないという、 いわゆる影響を減ずる効果がある。 中村天風

 
 
 
言葉を選択しよう

2/6  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人間が人生に生きる場合に使う言葉を、 選択しなきゃだめなんですよ。 一言、一言に注意してもいいくらい、 いくら注意しても、 あなた方はヒョイと気づかずに 消極的なことを言ってますぜ。 とにかく、習いは性(せい)でありますから、 人と口をきくときでも、 「まいった」「へこたれた」「助けてくれ」 「困っちゃった」なんてことは言わないこと。 あくま

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page