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原因のないものはない

  • 執筆者の写真: bonaondo
    bonaondo
  • 2024年5月13日
  • 読了時間: 2分

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■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



5/13 原因のないものはない


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およそこの世のありとあらゆる事物の中に、


原因のないものは絶対に、


一つとしてありえないのである。



このことが絶対真理であるということは、


自分の言動や仕事などの結果に、


何か意に満たぬものがあるとき、



それを仔細に検討すると、


必ずや「力」か「勇気」か、


もしくは「信念」が



欠如していたがためだという、


原因的事実がある。



中村天風



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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『叡智のひびき』箴言12です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『叡智のひびき』





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▼調和を疎かにすると、


 完全なる成果をもたらすことができない


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(以下、機関誌「志るべ」に掲載された


 「箴言註釈12」現代語表記版より引用抜粋)


 ※『叡智のひびき』箴言12に該当。



疎かにしてはいけないことは、


たとえ力と勇気と信念とをもって


事柄に対応すると言っても、



その場合、


調和という大切なことを無視することは、


断然許されないということである。



調和ということを無視した言動は、


当然完全なる成果をもたらすことが


できないからである。



これは「不完全の中に


調和は絶対にあり得ない」


という宇宙真理があるためで、



従って調和を度外視した言動は、


結局は、現実を構成している軌道(法則)から


必然的に逸脱してしまうような


結果を招くことになるからである。



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【書籍ページはこちら】


▼『叡智のひびき』





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■ 5月の天風箴言


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真理というものは絶対的で不変であるが


倫理というものは相対的で


従って時代と国情に依って変化し


相違するものである



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




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