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低級欲求心の排除

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欲求心には、


低級なものと高級なものとの


二つの種別がある。



そして人生に悪い影響をあたえる


低級欲求心は排斥すべきだが、


本能心が整理されていないと


非常な困難を伴う。



低級欲求心は発動させまいと思っても、


なお執拗に発動して来る。



そこで、無理矢理にその欲求発動を


抑制禁止しないで、


より一段高い高級欲求心を


応用することを提唱する。



すなわち向上欲とか、改造欲とか、


または趣味欲のような


高級欲求心を応用するのである。



中村天風



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▼大きなプライドで人生を過ごせ


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(以下、『心を磨く』第6章より引用抜粋)



イタリーに、バイオリニストで


18世紀に世界一になった人がおります。



その人のお弟子は、みんなできがいい。



そこでオーストリーの


やはりバイオリニストが訊いた。



「どうしてあんたのとこのお弟子は、


別に練習や稽古の方法が特別に


変わってるように思えないけれども、


みんなできがいいのはどういうわけだ」



「いや、別に難しいこつはないんですよ。


ただね、普段私は弟子にこう言ってる。



稽古のときも、ステージに立ったときも、


うちでもっておさらいしてるときも、



バイオリンを手にしたら、


おれは世界一のバイオリニストだという、


この大きなプライドでその時間を過ごせ」



なるほど、これはね、


うぬぼれろというように聞こえるかも


しれないけれども、



このプライドは、やがて習性と化すと、


一つの信念になりますから。



習性と化さないと、


うぬぼれはうぬぼれとして、


よくない働きをするが、


習性と化しちまえば信念になる。



結局その信念が、


その人の芸術をぐんぐん、ぐんぐん、


同じ練習の程度で向上せしめてるんだね。



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■ 3月の天風箴言


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調和という事は真善美の美に該当するもので 


それは 探求すべきでなく作為すべきである


 
 
 

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