top of page

沈着な心

  • 執筆者の写真: bonaondo
    bonaondo
  • 2025年12月12日
  • 読了時間: 3分

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



12/12 沈着な心


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



真に沈着な心こそが、


明澄(めいちょう)なる意識を生み出し、



明澄なる意識こそが


その行動を截然(せつぜん)として遅速緩急


まことによくこれを統御するものである。



すなわち武道の極意を把握するものや、


その他技神(ぎしん)に入るような


堪能精錬(たんのうせいれん)の人は、


皆この真理にしたがっているからである。



これあるがゆえに、


われらはこの真理を深く尊重し、


心に銘記して、



どんなときでも平素の言動をできるだけ


落ちついて行うように心がけよう。



中村天風



注)截然…ものごとの区別が


     はっきりとしているさま



--------------------------------



天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『真理のひびき』箴言21です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『真理のひびき』





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 


▼一つひとつ落ち着いて物事に向き合う


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



(以下、『心を磨く』第3章より引用抜粋)



昔の話ですが、柳生但馬守があるとき、


禅の坊さんで有名な沢庵禅師に、


こういうことを聞いた。



「一本の刃が目の前に現れたときは、


日頃会得しました剣の道で


あしらうことができます。



なれど、三本、四本、五本と数多くの剣が


目の前へ一時に出てきますと、


いかにともあしらいかねるような


気持ちになります。 



一体かような場合に、


いかなる心構えが必要でございましょうや」



その質問を受けたときに沢庵禅師が、


「いとたやすいそれはお訊ねじゃ。 



一本も数本も同じこと。 


一本、一本あしらいなされ」


と、こう言ったっていうんだ。



つまり、沢庵禅師の言った言葉は、


一本出たって、五本出たって、


あしらうのは一本一本だから、



一本をあしらっているときと同じように、


一本一本をはっきりあしらえば


いいじゃないかと、こういう言葉なんです。



その心得がありゃ、


どんな場合にも、急ぎもあわてもしないで、



そして傍から見たらば、よくまああれだけの


忙しい仕事をやってるなと思うような、


用の多い仕事をするときでも、



どうにもしょうがない、なんていうことは、


決してそういう人間は心の中に


感じませんわね。



--------------------------------



【書籍ページはこちら】


▼『心を磨く』



※『CD中村天風講演録集「研修科編」


心を磨く』を編集、活字化したしたもの。



▼CD中村天風講演録集「研修科編」心を磨く





□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■ 12月の天風箴言


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



人生に最も注意すべき事は


得意の時は一しほ


心の備へを緩めぬよう心かけることである



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■天風メルマガ発行元


 中村天風財団(公益財団法人 天風会)


 〒112-0012


 東京都文京区大塚5-40-8


 TEL 03-3943-1601 FAX 03-3943-1604






※社内、取引先、ご友人などへの転載は


 ご自由にどうぞ。


 ただし、無断転載は厳禁です。


 出典を必ずご明記ください。



※このメルマガをオススメいただく場合は、


 こちらのURLをご案内ください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 
 
 

最新記事

すべて表示
初一念貫徹による成功

1/29  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 東洋の豊臣秀吉、西洋のナポレオンは わずかな年月のあいだに 立派な兵馬の権を手にして 天下に君臨しております。 また、フランクリンやワットや エジソンのごとき、 偉大な発明や発見をあえてした人々は いずれも心の態度が積極的でありました。 ですから、 どんな艱難辛苦(かんなんしんく)に 遭遇しても、 不撓不屈(ふとうふくつ)、 その強い心で何

 
 
 
 時は金よりも貴重なり

1/28 時は金よりも貴重なり ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 事実を慎重に考察すると、 極言すればあくびする時間も、 くしゃみする時間も とりかえせないのである以上、 瞬間といえども 軽々に徒費(とひ)すべきでなく、 心として有意義に使って活きるべきだと 厳かに自戒していただきたい。 そしてここに、 時は金よりも貴重なりという真の意義も はっきりとわかってくると思う。 中村天風 ━

 
 
 
人間に年齢はない

1/27  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いいですか、私はね、 人間に年齢はないと思っています。 年齢を考えるから年齢があるように 思うけれども、 六十、七十歳になろうと、 自分が十七、八歳時代と考えてみて、 違っているのは体だけ。 そして、もう一つ違っているのは、 心のなかの知識だけの話で、 心そのものは ちっとも変わっていないはずです。 ですから、四十や五十はもちろん、 七十、

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page