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言葉は人生を左右する

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■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



5/26 言葉は人生を左右する


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万物の根元である気が、


人間の心の中に入って観念となり、


その観念が思考となる。



そしてその思考が、一方において行動となり、


他方において言葉となって現れる。



これは人間のみが造物主から与えられた


恩恵であり、他の動物にはない。



言葉というものは、思考が結集し、


それを表現するためのものである。



言葉には人生を善くも悪くもする力がある。



だから言葉は、


人生を左右する力のある哲学であり、


科学であるということがいえる。



中村天風



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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『運命を拓く』第4章です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『運命を拓く』





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▼言葉のすべてが人生に直接的に響く


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(以下、『力の結晶』第5章より引用抜粋)



人生というものは、


たとえどんなに自分が用心していても、



健康や運命を脅かそうとする魔の手は、


もう油断も隙もできないほど、


我々の生命を脅かすべく用意しているんだ。



だからそれを守る防備というもの、


これは始終油断なく行われていなきゃ


いけないのが当然だろう。


命を大事に思うなら。



だから、その目的を達するのには、


何よりも常に人生に生きる刹那刹那に使う、


言語並びに言語を作成する言葉を


慎重に注意して、



どんな場合にもそれが積極的以外のもので


あらしめちゃいけないわけだ。



そうして初めて


ポジティブ・マインドというものが


できるんだよ。



原因あっての結果だ。



だから健康的にも運命的にも、


恵まれる人生に生きたいと思ったらば、


この真理に則って、



常に一言一語、その言葉のすべてが


人生に直接的に響くんだということを


考えながら、



積極的なもののみを、努めて心で思い、


口から吐き出すようにしなきゃ駄目だよ。



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【書籍ページはこちら】


▼『力の結晶』



※『CD中村天風講演録集「夏期修練会編」


力の結晶』を編集、活字化したしたもの。



▼CD中村天風講演録集「夏期修練会編」


力の結晶





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■ 5月の天風箴言


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真理というものは絶対的で不変であるが


倫理というものは相対的で


従って時代と国情に依って変化し


相違するものである



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




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