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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/12/19 肉体は生きるための道具
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肉体を本位とした人生を生きると、
命の生きる力が衰えてくる。
だから、まず何をおいても、
第一に肉体を自己と思うような間違いを
厳格に訂正しなきゃいけませんよ。
おなかが痛いときにだね、
第三者の人のおなかが痛いのと
同じような気分になってごらん。
「私が痛いんじゃない。
私が生きるために必要な道具のおなかが痛い」
と思えばいいんだよ。
客観的に考える余裕を
もたなきゃいけないのよ。
肉体は自分が生きるための道具だと
思いなさい。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『心に成功の炎を』第3章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『心に成功の炎を』
皮革版
机上版
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▼「自分の命の道具が損じている」と思う
考え方
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(以下、『心を磨く』第1章より引用抜粋)
自分の命の道具が損じていると思う考え方は
客観的になるんですよ。
自分が病んでいる、
自分が苦しんでいるというのは
主観的なんですよ。
それを、考え方をひょいと変えてからに、
自分の生きる道具として与えられた
肉体が損じていると思って、
客観的になるんですよ。
つまり、隣のおばさんのお腹が痛い、
こっちのじいさまが心配している、
という考え方と同じ考え方になるんだよ。
客観的になると、
ただ、その考え方がチェンジされただけで、
もう、ぐーっと生命の中に生ずる、
道具の中に生ずるところの、
それを完全な状態にしていこうという力が
働き出す。
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【書籍ページはこちら】
▼『心を磨く』
※『CD中村天風講演録集「研修科編」
心を磨く』を編集、活字化したしたもの。
▼CD中村天風講演録集「研修科編」心を磨く
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■ 12月の天風箴言
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真理を践行するものは
猥(みだ)りに他人の批評を
為す勿れである
否その閑(ひま)があるならば
自分自身を厳正に批判するがよい
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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