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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/10/5 真・善・美
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いかなる人事世事に応接する際にも、
まず心の積極的態度を
崩してはならないことと同時に、
平素心して真我の尊厳さを乱さぬために、
自己の思考内容(特に人生に対する)を
信念的に高潔に把持することに
専念せねばならない。
しかして、その要諦は、ただひとえに、
つねに、真(誠)善(愛)美(和)を
本位とする思考を以って、
自己の精神生命の現実の姿とすることに
努めることである。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『哲人哲語』「感・思・考」です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『哲人哲語』
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▼真・善・美とは何か?
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(以下、『運命を拓く』第9章から引用抜粋)
「真」とは、いつわりのない「まこと」。
考えてみよう。
一日中いつわり多き時間を送っているか、
いつわりなき時間を送っているか。
たいていの人が、
いつわり多き人生を生きている。
あなた方は万物の霊長として生まれて、
心の持ち方さえ変えれば、
限りない力が自分の生命の中から
出てくるということを、
まったく頭から否定している。
嘘だろうこれは、というぐあいに。
何でも疑えばことが済むと思っている。
しかしそれは「真」とはまるで逆のことだ。
「善」とは
「偏頗(へんぱ)なき愛をもって、
ものに接する行為と言葉」である。
自分の気持ちに、
人を愛するという気持ちに、偏りがあったら、
その人は、
本当の「善」を行っている人ではない。
「美」とは何かというと
「調和」ということである。
「調和」なきところに「美」はない。
どんな下手な人が画いた絵でも、
調和がとれているものであったならば、
これは本当の美術である。
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【書籍ページはこちら】
▼『運命を拓く』
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■ 10月の天風箴言
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何としても怒り悲しみ怖れを
抑制する事の出来ない時は
そういう時こそクンバハカ密法の
修練に最も都合のよい時であるから
一段と真剣に実行するがよい
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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