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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/10/3 病は怖ろしきものならず
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一日も早く病を回復させ、
本当に丈夫な人間になろうと思うなら、
断然病などに負けてたまるかと、
一大元気を心の底から煥発することであると、
繰り返して進言する。
ましてそうすることによって
自然良能作用が旺盛に活動するという
真理と事実とを考えると、
病というものをひたすらに
怖れる必要は少しもないのである。
「病は怖ろしきものならず、
これを怖れる心こそ怖ろしい!」
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『真人生の探究』第4章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『真人生の探究』
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▼病を早く回復させる秘訣
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(以下、機関誌「志るべ」に掲載された
『真人生の探究』現代語表記版第4章から
引用抜粋)
病を回復させるには、
平素積極精神の養成に努力することは、
最も大切なことであるが、
同時に病に侵されたと自覚したら、
「何くそッ!!
これしきの病に負けるものか!!」と、
そういう時にこそ無理にでも
元気を出すことである。
ただし、元気を出すということを
はき違えないように注意されたい。
元気を出すということは、
体に無理をさせて起きて働かせようと
いうことではなく、
体はもちろん何の病でも安静にして、
精神状態をその病に屈服させないように、
積極的に保つことである。
そうすれば、当然自然良能作用が、
その本来の状態のままに活動してくれるので、
病は案外早く治癒に向かうものなのである。
実際これこそ
真に病を早く治す秘訣なのである。
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【書籍ページはこちら】
▼『真人生の探究』
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■ 10月の天風箴言
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何としても怒り悲しみ怖れを
抑制する事の出来ない時は
そういう時こそクンバハカ密法の
修練に最も都合のよい時であるから
一段と真剣に実行するがよい
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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