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理想の積極心とは

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■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



7/23 理想の積極心とは


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積極精神とは、事あるも事なき時も、


常にその心が、


泰然不動の状態にあることをいうので、



要約すれば、何事があろうと…


たとえば、病難に襲われようと、


運命難に陥ろうと、心がこれを相手にせず、



言い換えるとそれに克とうともせず、


また負けようとも思わず、


超然として晏如(あんじょ)たることを


得る状態が、



天風哲学の理想とする積極心


=平安を確保し得た心的状態


(絶対的な強さをもつ心)なのである。



中村天風



注1)泰然不動…


何事があろうと落ち着いて動じないさま



注2)超然…


外の動静にとらわれず平然としているさま



注3)晏如…安らかで落ち着いているさま。



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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『叡智のひびき』箴言17です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『叡智のひびき』





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▼どんなときでも心の積極性を失うな


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(以下、『折れない心』より抜粋引用)



たとえ、その先に


暗い結果が待っていることがわかっていても


心は絶対に明るく保持することに努力しよう。



***********



人生とは観念の世界である。


気分の姿婆(しゃば)である。



だから、他人はどうあろうとも、


自己だけは、どんな窮地に立ったときでも、


その心の積極性を失わないように、



言語などは特に、


雄々(おお)しく勇ましくあれ


ということである。



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【書籍ページはこちら】


▼『折れない心』





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■ 7月の天風箴言


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安定打坐法は正当なる思慮と


断定とを生み出す絶対的密法


であるから其心して践行に努力すべし



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




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