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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2023/6/13 朗らかな活きがい
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実際、たのしい、面白い、うれしい、
という観念が心の中に生じた時ほど、
朗らかな活きがいを人生に感じることはない。
そして、それがどんなに健康にも運命にも
直接間接顕著な効果を与えるかわからない。
ということに想到する時、
よりいっそうの貴い価値を感じる。
しかり、おそらくどんな名医名薬といえども、
この観念以上の効果は絶対にないと、
私は私の長年の経験で断言する。
多くいうまでもなく、
人生は畢竟(ひっきょう)「心」である、
「観念」である。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『研心抄』「笑いと人生」です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『研心抄』
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▼悲哀と歓喜を分けるものは「心」
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(以下、中村天風講演録より引用抜粋)
悲哀と歓喜の分かれ道はただ、
心の向け方ひとつでもって決まる。
人生をもっと大きく、
調和的に考える考え方へ振り向ける。
狭く弱々しい方面を考えないようにする。
不幸でも、
「自分は、なんてまあ、幸せだろう」と、
こう思うことが一番いいんだ。
そういう気分の持ち方が、
喜びと悲しみから
立派に区別することのできる人で、
つまり悲しみの中から喜びを見出す人。
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■ 6月の天風箴言
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苦を楽しみに振りかへる事の出来ない人は
人のよろこびを
吾が悦びに為し得ぬ人と同様で
謂はゆる凡庸下俗の人である
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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