□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/6/13 朗らかな活きがい
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実際、たのしい、面白い、うれしい、
という観念が心の中に生じた時ほど、
朗らかな活きがいを人生に感じることはない。
そして、それがどんなに健康にも運命にも
直接間接顕著な効果を与えるかわからない。
ということに想到する時、
よりいっそうの貴い価値を感じる。
しかり、おそらくどんな名医名薬といえども、
この観念以上の効果は絶対にないと、
私は私の長年の経験で断言する。
多くいうまでもなく、
人生は畢竟(ひっきょう)「心」である、
「観念」である。
中村天風
--------------------------------
天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『研心抄』「笑いと人生」です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『研心抄』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼悲哀と歓喜を分けるものは「心」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(以下、中村天風講演録より引用抜粋)
悲哀と歓喜の分かれ道はただ、
心の向け方ひとつでもって決まる。
人生をもっと大きく、
調和的に考える考え方へ振り向ける。
狭く弱々しい方面を考えないようにする。
不幸でも、
「自分は、なんてまあ、幸せだろう」と、
こう思うことが一番いいんだ。
そういう気分の持ち方が、
喜びと悲しみから
立派に区別することのできる人で、
つまり悲しみの中から喜びを見出す人。
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 6月の天風箴言
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の心の中に何かの悩みがあるならば
先づそれは「取越苦労」か
或は「消極的思考」かの何れかである
故に入念に省察すべし
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■天風メルマガ発行元
中村天風財団(公益財団法人 天風会)
〒112-0012
東京都文京区大塚5-40-8
TEL 03-3943-1601 FAX 03-3943-1604
E-mail info@tempukai.or.jp
※社内、取引先、ご友人などへの転載は
ご自由にどうぞ。
ただし、無断転載は厳禁です。
出典を必ずご明記ください。
※このメルマガをオススメいただく場合は、
こちらのURLをご案内ください。
Comentarios