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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/8/6 感覚器官を正確に使う
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我々の人生の周囲に存在する
すべての事柄は、
取り入れ方がよけりゃ、
我々の心の力を
非常にすぐれたものにするけども、
反対に、同じものでも取り入れ損なうと、
抗議の方面へと働きだすんですよ。
外界の印象を取捨分別することは
言葉を換えていえば、
感覚器官を正確に使用することなんだ。
そうしてはじめて
本当にすぐれた勘の力がでてくるんです。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『心に成功の炎を』第6章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『心に成功の炎を』
皮革版
机上版
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▼感覚器官を正確に使用する習性をつける
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(以下、『心に成功の炎を』第6章より
引用抜粋)
どうすれば感覚器官を正確に使用する習性を
現実につけられるか。
諸事万事に応接するときに、
「はっきりとした気持ちでやる」
ということなんだ。
何事に対しても、まずそのものの中から
何かの興味を見いだすか、
またはつくりだすかして、
どんな興味のないものに対しても、
必ず意識を明瞭にして
応接する習性をつけるようにする。
もっとわかりやすく言えば、
何事をおこなう際にもけっして
「なに気なしにおこなわぬ」ことを心がける。
これを有意注意力というんだが、
これが習性化されてくると、
自然と注意が注がれる範囲が
拡大されていって、
一度に多数または多方面に
自分の注意を困難なく
ふりむけられるようになってくる。
言いかえると、
やたらにくだらない不必要な消極的観念が
心の中を占拠して、
有意注意力を攪乱(かくらん)すると
いうことがなくなってくる。
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【書籍ページ】
▼『心に成功の炎を』
皮革版
机上版
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■ 8月の天風箴言
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一切の事柄をすべて感謝に振かへて
考へられない人は
完全に天風教義を実行して居る人とは
いへない
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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