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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/7/18 悪習を断ち切る
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およそ不平不満を口にするほど
恥ずかしいことはない。
それは、自分の心を統御できていないことを
宣伝しているようなものである。
その実、不平不満を口にするからこそ、
進歩向上があるのだと
誤解している人がいるが、
このような人は人生の荒海に翻弄されている
哀れな漂流者である。
だから価値ある人生を送りたいと願うのなら、
この悪い習慣をすぐさま断ち切って、
荒波を乗り切るための積極心を作る努力を
日々怠らないことである。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『叡智のひびき』箴言8です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『叡智のひびき』
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▼言葉は人生を切り拓く最高の道具
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(以下、尾身幸次著『成功への実践』第5章
より引用抜粋)
心を強くする道具は言葉にある。態度にある。
そして言葉を積極的にするということは、
どんな境遇であろうとも、
自分の意志でできるのである。
境遇が良くなったから、
言葉が良くなるわけではない。
先に言葉を良くすることによって、
態度を積極的にすることによって、
心の中の潜在意識を浄化して、
観念要素をきれいにして、
そして心の底から積極的な心になれば、
それがまた言葉のプラスを
加速することになるのである。
だから、言葉というものは、
人生を切り拓く最高の道具なのである。
そのことをしっかりと意識して、
心に心配ごとや悩みごととか、
憎しみや嫉みや妬みや苦しみや恐れなどの
消極観念が生じても、
自分を責める必要はない。
自分を責めるということは、
消極観念の上塗りになるからである。
そんなときは、
「心の中がうまくいかない心になってるな」
「けしからん心になってるな」
と認識するだけで、
顔はニコニコ、言葉は颯爽。
ほかの人から気取られないようにすれば
いいのである。
これならできるはずである。
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【書籍ページはこちら】
▼尾身幸次著『成功への実践』
机上版
皮革版
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■ 7月の天風箴言
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「思ひやり」という事を現実にするには
先づ何を措いても
相手方の気持になって考へて見る事である
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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