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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/12/4 心の花畑を百花繚乱に
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心の中に残留した不必要な観念の整理に
非常にいい効果のある方法があります。
それは平素努めて心の中でおこなう想像を
積極的なものにするようにする。
始終、心の想像の花畑は百花繚乱たるものに
しなきゃいけなんだよ。
それもやはり習慣ですよ。
人間はね、暇なときがあるんだから、
たとえ二分でも三分でも、
そういうときは静かに、
気が散らないように目をつぶりながら、
自分の楽しめるような、喜ぶような画像を
心の銀幕に描くということが必要なんだ。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『心に成功の炎を』第4章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『心に成功の炎を』
皮革版
机上版
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▼暗いことを考えるな
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(以下、杉山彦一著『いのちを活きる』
第5章より引用抜粋)
「暗いことを考えるな」と
実在意識がいっても、
潜在意識は考えてしまうのである。
消極連想を打ち消そうとすればする程、
悪い連想をしてしまう、悲しき習性である。
消極なことにこだわり、取り組んでいては
いつまでたっても心は明るくならない。
「暗闇よ、去れ」と、いくら叫んでみても
闇は去るものではない。
闇を去らせる秘訣はただ一つ、
「光」を導入することである。
一万年も続いた洞窟の暗黒も、
只今のマッチ一本の灯で明るくなる。
暗いことを考えない秘訣は、
明るいことを考えることだ。
人間は心理的に、
「同時に、二つの反対概念を持つことは
できない」からである。
明るいことを考えているということは、
暗いことは考えていないことになる。
嬉しいこと、楽しいことを、
見出すつもりになって、
自然や人生を眺めてみると、
結構嬉しいこと、楽しいことが
目につくものである。
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【書籍ページはこちら】
▼杉山彦一著『いのちを活きる』
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■ 12月の天風箴言
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真理を践行するものは
猥(みだ)りに他人の批評を
為す勿れである
否その閑(ひま)があるならば
自分自身を厳正に批判するがよい
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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