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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/10/18 人生は死ぬまで闘病
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人間は生まれたときから死ぬまで
絶え間なく病と闘っている。
健康とはその戦いに
打ち勝っているときの状態である。
自分がその生命に違和異常を感じると
それを病と言っているが、
それは生命が病的刺激と闘っていることを
意識しただけのことである。
意識しない前に
既にこの戦いは開かれている。
開かれていたのである。
だから積極的な抵抗力を
常に養成する必要があるのである。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『錬身抄』第11章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『錬身抄』
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▼積極思考と積極言葉と積極行動で、
健康を確保する
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(以下、杉山彦一著『いのちを活きる』
第6章より引用抜粋)
くしゃみが出た時、
「おお寒、さては風邪ひいたか」というと、
消極言葉と恐怖感情で、
本当に風邪をひく方向へと自分を追いこむ。
くしゃみにより、
鼻粘膜は充血して、寒気を防御している。
くしゃみによる全身の緊張運動により
熱を発生させ、命は寒さに対処している。
「よし、体操をして身体を温めよう」と
言葉に出し、
実際に体を動かすという行動をとれば、
風邪をひかないですむ。
積極思考と積極言葉と積極行動が、
健康を確保するのである。
病になっても
「やられた。病には勝てぬ。もう駄目だ」
とはいわずに、
「病になったということは、
今までのような生き方をしていては
いけないという、天の警鐘だ。
ここで生活の厳しい反省をしよう。
治療も素直にうけよう。
思考と言葉を積極化して、
自然治癒能力を大いに発揮して、
早く回復して、よい仕事をしよう」と思考し、言葉に出すことだ。
病の回復は、早くなるのは当然のことである。
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【書籍ページはこちら】
▼杉山彦一著『いのちを活きる』
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■ 10月の天風箴言
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何としても怒り悲しみ怖れを
抑制する事の出来ない時は
そういう時こそクンバハカ密法の
修練に最も都合のよい時であるから
一段と真剣に実行するがよい
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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