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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2023/6/8 不運から心を離す
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病なり運命から心が離れたときは、
病があっても、その人は病人じゃない。
運命が悪くても、
その人は運命の悪い人じゃない。
ようく寝てる人間は何も知らない。
何も知らない人間に病があるか。
目がさめて、
ああ、病がある、と思うんじゃないか。
運命がよくっても、いいか、
運命が悪いときのことを考えてりゃ、
その人は運命が悪いのと同じだ。
そのくらいのこと、
改めて私から聞かなくたって、
もうわかってるはずだ。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『盛大な人生』第4章です。
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▼『中村天風一日一話』
▼『盛大な人生』
皮革版
机上版
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▼不運から心を離し、心を休ませる方法
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(以下、『盛大な人生』第4章より引用抜粋)
すべてが心だ。
だから、肉体の病は肉体のものにして、
心にまで迷惑をかけるな。
心に迷惑をかけたくなけりゃ、
時にふれ、折にふれて、
心に天の声を聞かすようにしろ。
天の声とは、声なき声。
「絶対のしじま」で、なーんにも聞こえない。
声なき声のあるところこそ、
心の本当のやすらぎの場所だ。
たまには心をやすめてやれ。
そこに心をやすませてやると、
いっさいの迷惑が心にかからない。
すると、心はすぐ本然の力が
命のなかで働きだすようにしてくれる。
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■ 6月の天風箴言
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苦を楽しみに振りかへる事の出来ない人は
人のよろこびを
吾が悦びに為し得ぬ人と同様で
謂はゆる凡庸下俗の人である
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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