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執筆者の写真bonaondo

不運から心を離す

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■  中村天風 | 一日一話

元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話


2022/6/8 不運から心を離す

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病なり運命から心が離れたときは、

病があっても、その人は病人じゃない。


運命が悪くても、

その人は運命の悪い人じゃない。


ようく寝てる人間は何も知らない。

何も知らない人間に病があるか。

目がさめて、

ああ、病がある、と思うんじゃないか。


運命がよくっても、いいか、

運命が悪いときのことを考えてりゃ、

その人は運命が悪いのと同じだ。


そのくらいのこと、

改めて私から聞かなくたって、

もうわかってるはずだ。


中村天風


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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は

中村天風著作のなかから特に大切にしたい

言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』

から転載しています。


本日の一日一話の出典は

『盛大な人生』第4章です。


【書籍ページはこちら】

▼『中村天風一日一話』


▼『盛大な人生』

 皮革版


 机上版



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▼不運から心を離し、心を休ませる方法

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(以下、『盛大な人生』第4章より引用抜粋)


すべてが心だ。

だから、肉体の病は肉体のものにして、

心にまで迷惑をかけるな。


心に迷惑をかけたくなけりゃ、

時にふれ、折にふれて、

心に天の声を聞かすようにしろ。


天の声とは、声なき声。

「絶対のしじま」で、なーんにも聞こえない。


声なき声のあるところこそ、

心の本当のやすらぎの場所だ。


たまには心をやすめてやれ。

そこに心をやすませてやると、

いっさいの迷惑が心にかからない。


すると、心はすぐ本然の力が

命のなかで働きだすようにしてくれる。


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【書籍サイトはこちら】

▼『盛大な人生』

 皮革版


 机上版



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■ 6月の天風箴言

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自分の心の中に何かの悩みがあるならば

先づそれは「取越苦労」か

或は「消極的思考」かの何れかである

故に入念に省察すべし


▼天風箴言の解説は、

 公式HPでご覧いただけます 


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