top of page

不要残留心

  • 執筆者の写真: bonaondo
    bonaondo
  • 2025年9月29日
  • 読了時間: 3分

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■  中村天風 | 一日一話


元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話



9/29 不要残留心


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



瑜伽(ヨーガ)哲学の教義の中にも


こういうのがある、



「人の心の中には、


檻の中に入れられた猛獣がいる。



そしてその檻の手入れを怠ると、


しばしばその猛獣が檻を脱け出してきて


心の花園を荒らしまわる」と。



この言葉は要するに


本能心意の中に人間を苦しめるような、



しかも断然人生に活きるのに


必要としない心意が存在しているから、



その心意のみだりに発動せぬよう


常に注意深くそれを自分から


監督せざるべからずということを


戒めたものといえる。



中村天風



--------------------------------



天風メルマガ「中村天風 一日一話」は


中村天風著作のなかから特に大切にしたい


言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』


から転載しています。



本日の一日一話の出典は


『研心抄』第6章です。



【書籍ページはこちら】


▼『中村天風一日一話』




▼『研心抄』





━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 


▼現代人には不要残留本能意識という


不要な意識がある


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



(以下、『心を磨く』第5章から引用抜粋) 



動物心から発生せしめられる


動物心意識の中には、



過去の人間の生存上には


非常に必要なものであったけれど、


現在の人間の生存に対してさして必要でない、



いや、必要でないというより、


むしろあっちゃいけないような、


価値のない欲念や情念が、



そういうものが


人によって一様ではないけれども、


かなりたくさん、お互いの潜在意識の中に


残留しているのであります。



私なんか、残留がうんとあったために、


どれだけこれはもう、


悶えなくていいことを悶え、



悩まなくていいことを


悩んだかわからないって、過去に経験がある。



この残留心を、学問的な言葉にすると、


不要残留本能心意識と、こう言うんだ。



これがおっかないんだよ。



結局要するに、心身統一法を組織する、


一番先決問題として、



心の問題を、何よりも第一に取り上げたのは、


これあるがためなんだ。



かりそめにも、


心に対する正しい理解を持って、


人生に生きようと思うものは、



このことに深く注意する以上の自覚を、


正しく知って、


この不要残留本能心意識というものを、


正しく整理しなきゃいけない。



--------------------------------



【書籍ページはこちら】


▼『心を磨く』



※『CD中村天風講演録集「研修科編」


心を磨く』を編集、活字化したしたもの。



▼CD中村天風講演録集「研修科編」心を磨く





□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■ 9月の天風箴言


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



真の平和の世界を作為せんと欲するものは


先づ個々の家庭平和を確立することを実行すべし



▼天風箴言の解説は、


 公式HPでご覧いただけます 




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


■天風メルマガ発行元


 中村天風財団(公益財団法人 天風会)


 〒112-0012


 東京都文京区大塚5-40-8


 TEL 03-3943-1601 FAX 03-3943-1604






※社内、取引先、ご友人などへの転載は


 ご自由にどうぞ。


 ただし、無断転載は厳禁です。


 出典を必ずご明記ください。



※このメルマガをオススメいただく場合は、


 こちらのURLをご案内ください。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 
 
 

最新記事

すべて表示
言葉を選択しよう

2/6  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 人間が人生に生きる場合に使う言葉を、 選択しなきゃだめなんですよ。 一言、一言に注意してもいいくらい、 いくら注意しても、 あなた方はヒョイと気づかずに 消極的なことを言ってますぜ。 とにかく、習いは性(せい)でありますから、 人と口をきくときでも、 「まいった」「へこたれた」「助けてくれ」 「困っちゃった」なんてことは言わないこと。 あくま

 
 
 
 人間は万物の霊長

2/5  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ここが一番大事なことであるが、 特に忘れてならないことは、 人間は、万物の中で、 宇宙根本の分派分量を最も多く 頂戴しているということである。 人間以外の生物が 真似することのできないほど、 まことに多くの分量をいただいている。 このことが、人間が霊長といわれる 所以(ゆえん)なのである。 中村天風 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
 
 
生命の強度を保つ

━━━ 2/4  複雑多端なる人生において、 常に多種多様の病的刺激や 健康生活を破壊する障害が、 文化が進むほど色々と形を変えて 増殖してくるのは必然である。 ただ漫然と、 我意の赴くままに生活していれば、 刺激や障害に抵抗できず、病弱になる。 まして人間の生命は、 発育期間を過ぎれば 年と共に衰退していくのは当然である。 しかし、その衰退の速度を幾分でも 緩和防止して生きてこそ 聡明な人生態度

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page