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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/9/4 わが人生観
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「人生というものは、
忍苦の、あるいは忍耐のというような
難しいことを主張するよりは、
現在の自分の生きてる命に喜びを
できるだけ多く味わわせる、
そこに真の生きがいがある」。
これが、だれが何と言おうと、
私の人生観なんだ。
ようく説明するまでもないことでしょう。
喜びのないところに
本当の生きがいのある人生というものは
ないはずであります。
人というものは、
喜びを感じたときに
幸福を感じるんじゃないんですか。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『盛大な人生』第4章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『盛大な人生』
皮革版
机上版
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▼どんなことがあっても
ニコニコ笑って過ごす
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(以下、『運命を拓く』第6章より引用抜粋)
一生は、何百年生きたとしても、
二度とは来ない。
そう思ったならば、
せめて生きている間だけは、
どんなことがあっても、
ニコニコ笑って行こうではないか。
つらいこととか、悲しいこととか、
苦しいこととかいうのは、
自分の心で決める評価なんだから。
つらいことがあっても、
「ああ嬉しい!こうして生きていられる!」
と思ったら、
ニコニコ暮らしていけるじゃないか。
私はそういうふうにして、
自分自身を作り上げる序の口とした。
私はインドで、
「痛いといって、病が治るかい。
つらいといって、つらさがなくなるかい。
ああ今日は熱があると言って
熱が下がったかい。
それを、自分が人に知らせて歩いて、
人までそんな気持ちにさせて、
いい気持ちなのか」といわれた。
なるほど、よく考えてみれば、
子どもでも知っていることを、
大人になった私はわからなかったのであった。
「自分の気持ちを、自分自身で、
もっとにこやかにしたらどうだい」
といわれたのだ。
本当に、自分の気持ちの持ち方なんです。
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【書籍ページはこちら】
▼『運命を拓く』
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■ 9月の天風箴言
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正しい愛情とはお互ひが
活きて此世に存在して居るという
厳粛なる事実を
衷心から尊敬し合うことから湧いて来る
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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