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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
5/6 はっきりした気持ちでやる
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どうすれば感覚器官を正確に使用する
習性を現実につけられるか。
まず第一に、諸事万事に応接するときに、
「はっきりした気持ちでやる」ということ。
何事に対しても、まずそのものの中から
何かの興味を見いだすか、
またはつくりだすかして、
どんな興味のないものに対しても、
必ず意識を明瞭にして応接する習慣を
つくるようにする。
何事をおこなう際にもけっして
「何気なしにおこなわぬ」ことを心がける。
つまり、「有意注意力」を集中する
という意味なんだ。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『心に成功の炎を』第6章です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『心に成功の炎を』
皮革版
机上版
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▼精神使用法の根本原則
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(以下、『成功の実現』第8章より引用抜粋)
エラーだのミステイクだのっていうものは、
自分が自分の心に対する注意を
怠ったばかりに、
心それ自体がとぼけちゃったから
そうなるんだよ。
諸事万事を行う際に、
はっきりした気持ちでしなさい。
ちょいと考えると、
いかにもおっくうで面倒くさくて、
「いちいち何かするたんびに
はっきりした気持ち、
そらとんでもねえことだ」と言うけれども、
たとえば考えてごらんよ。
かけてる眼鏡が曇ったら、
曇りっぱなしにしておく?
必ず眼鏡をかけている人だと、
曇っているかいないか見て、
曇ってるとハアッと息を吹いて
拭いているじゃないか。
曇っているときに、
「まあいいや、このまま曇ったまま
でかけとけ」って言ったら、
何にも見えないもの。
それと同じことだということを考えたらば、
心をピンボケにして使っちゃいけないんだ。
それが「精神使用法」の根本原則なんですよ。
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【書籍ページはこちら】
▼『成功の実現』
皮革版
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■ 5月の天風箴言
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真理というものは絶対的で不変であるが
倫理というものは相対的で
従って時代と国情に依って変化し
相違するものである
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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