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■ 中村天風 | 一日一話
元気と勇気が湧いてくる、哲人の教え366話
2022/9/16 かりそめの気持ちでやらない
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「正義の実行」を、確実に現実化するには、
何をさしおいても、平素の言葉や行為を、
いかなる場合にも、
かりそめの気持ちで為すことなく、
つねに、本心良心にもとらぬよう、
注意に注意して心がけねばならない。
中村天風
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天風メルマガ「中村天風 一日一話」は
中村天風著作のなかから特に大切にしたい
言葉を収録した書籍『中村天風 一日一話』
から転載しています。
本日の一日一話の出典は
『叡智のひびき』箴言29です。
【書籍ページはこちら】
▼『中村天風一日一話』
▼『叡智のひびき』
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▼「正義」とは?
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(以下、尾身幸次著『成功への実践』第3章
より引用抜粋)
心身統一法における正義の定義は
非常に明確である。
天風先生は、
「正義とは、自分自身の本心良心に
悖(もと)らないことを標準とする」
とされている。
一見正しいことのように見えても、
なんとなく自分にやましい思いが
あるようなのは、正義ではない。
自分の心に照らして、
やましいと思うようなことは
やってはならない、
良心の咎(とが)めを感じるようなことは
やってはならない。
きわめて明快である。
なぜなら、自分の心はごまかせない。
ごまかそうとしてもできない。
本心良心というのはきわめて厳しい判定を
くだすのである。
世間にはよく自分がした行為や言った言葉を
後になって悔んだり、
落ち込んだりしている人がいるが、
それというのも、
その行為が本心良心にもとづいて
おこなわれたものではないからである。
「自ら省みてやましからずんば、
千万人といえども我行かん」と
天風先生は言われた。
自分の本心良心に悖らない生き方をすれば、
誰がなんと言っても堂々と生きていける。
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【書籍ページはこちら】
▼尾身幸次著『成功への実践』
机上版
皮革版
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■ 9月の天風箴言
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正しい愛情とはお互ひが
活きて此世に存在して居るという
厳粛なる事実を
衷心から尊敬し合うことから湧いて来る
▼天風箴言の解説は、
公式HPでご覧いただけます
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■天風メルマガ発行元
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